インプラントは、失ってしまった自分の歯の替わりに、人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を作製して噛み合わせを回復する治療法です。人が物を噛むときの力は、想像以上に大きいものですが、顎の骨に埋め込むことで、天然歯と同じように噛む機能を改善し、強く噛むことも可能です。また 上部構造の歯冠の色や形も、最新の歯科技術によって、自分の歯と同じように作ることが可能です。
抜けた歯をそのままにしておくと、歯を支える為の顎の骨は生理的に退縮(吸収)していきます。入れ歯にする際も支える骨が減っていると安定が悪くなるのです。そこで、代わりになるものを入れて骨の退縮(吸収)を防ぐ必要があります。インプラントを入れることによって今までの不快感も無くなり、楽しく笑ったり、美味しいものが食べることができるようになります。入れ歯では難しかったこともインプラント治療によりご自分の歯と同じような感覚を取り戻す事ができます。
| 項目/治療法 | インプラント | ブリッジ | 入れ歯 |
|---|---|---|---|
| 審美性 | ○ | △ | × |
| 噛む力 | ○ | △ | × |
| 口内衛生 | ○ | × | × |
| 耐久性 | ○ | × | × |
| 健康な歯を削る | 削らない | 両隣の歯を削る | 削らない |
| 違和感 | なし | 少ない | 有り |
| 顎骨がやせる | やせない | 多少やせる | やせる |
インプラントを埋め込む箇所と口腔内の骨の状態、歯肉の状態、噛み合せの診察を行います。 レントゲン撮影、口腔内写真撮影、歯形や噛み合せの採得等を行います。
診断結果をもとに、一人一人の治療方法やそのためにかかる費用を説明します。治療に関しては、患者さんにも現在の状態や治療計画をよく理解していただき、治療を進めて行きますので、疑問・質問等は何でもお聞きください。
インプラント埋入手術をします。オペは麻酔をしますので、痛みはありません。麻酔が切れた後に軽い痛みを感じることはありますが、痛みどめを服用するほどでもない場合がほとんどです。術後2、3日少し腫れることはありますが、自然におさまりますので、仕事や学校を休む必要はありません。
インプラントは患者さん自身で口腔内を清潔に保つこと(プラークコントロール)が大切になります。埋入後は定期的なメンテナンスで歯垢、プラークを落とし、口腔内を清潔に保つことが、重要です。一般的には、3ヶ月に1回程度の間隔でメンテナンスを行います。メンテナンスはクリーニングですので、痛みはありません。